国民スポーツ大会に向け 県の代表団活躍誓う「ユニフォームにはふるさとへの誇りが」大分
大分県のJR由布院駅の開業100周年などを記念し、由布院のまちづくりやその歴史を振り返る冊子が作られました。
18日はこの冊子の発刊を記念したフォーラムが開かれ、関係者が県内を代表する温泉地の歴史を振り返りました。
記念冊子、「由布院100年盆地の灯台 列島を照らす」は由布院駅が開業から100周年を迎えたことなどを記念して地元の観光関係者が制作しました。
この中では、滞在型の温泉地として映画祭や牛喰い絶叫大会などのイベントを立ち上げ、独自の文化を築き、全国でも人気の観光地となった歴史を振り返っています。
◆日本旅館協会由布院連絡会桑野 和泉代表
「歴史を見て深めていくと自分たちが今すべきことも何かヒントがあるのではないかと思う。歴史を見てきた人たちが元気な時に、一緒になって街を見ていく3世代で見ていくそういうことをつなげていけるような冊子を作った」
18日はこの冊子の発刊を記念したフォーラムが由布市で行われました。
トークショーには由布院のまちづくりをけん引し、今回の冊子にも登場する亀の井別荘相談役の中谷健太郎さんや山のホテル夢想園の会長志手淑子さんが登壇しました。
2人はヨーロッパ各国へ視察に訪れた際の思い出のほかまちづくりについての思いなどを語りました。
由布院の歴史や観光の課題について集まった観客たちは真剣な表情で聞き入っていました。
由布院の歴史を振り返る冊子「由布院100年盆地の灯台 列島を照らす」はJR由布院駅のインフォメーションセンターなどで読むことができるということです。